奄美のノロ制度


古琉球の辞令書とノロ家の遺品

 沖永良部島に遺るノロ関係遺品は、三山統一後の神女組織成立後とみる遺品である。 

・16世紀に制度化された神女(ノロ)制度が、地域にどのような文 化的な影響を与え、現在どのように残っているのか。

・ノロ制度は首里王府は間切や村など末端まで統治する役目を果たしている。

・神行事は、今でいう休息日に相当する。税を取られる立場からすると、神行事をやることで休息日を確保することになる。

・ノロ制度が敷かれた頃、尚真王は各地のグスクに居住していた按司を首里に集めるという中央集権国家を形成した。

・ノロ制度を敷いたことで、首里王府を中心として文化が形成され、同時に地域の文化が首里化していく。しかし、ノロ制度が敷かれる以前からムラ・シマが持っていた伝統的な祭祀は遺していく。

   (工事中)
 

①嘉靖八年十二月廿九日(1529年)

   笠利間切の宇宿大屋子職補任辞令書

 ・かさりまきり ・うすく 大やこ  

②嘉靖□□年(年欠)

   瀬戸内東間切の首里大屋子職補任辞令書

    ・せとうち ひかまきり ・しよりの大やこ
    ・かさり ひかせと 

③嘉靖二十七年十月廿八日(1548年)

  瀬戸内西間切の西の大屋子職補任辞令

   ・せとうち ・にしままきり ・にし ・大やこ
   ・ひか ・しよりの大やこ 

④嘉靖三十三年八月廿九日(1554年)

  喜界の志戸桶の大城大屋子職補任辞令書

   ・きゝや  ・しとおけまきり ・大くすく 
   ・大やこ 

⑤嘉靖三十三年十二月廿七日(1554年)

屋喜内間切の名音掟職補任辞令書

   ・やけうちまきり ・なおん ・おきて

 

⑥嘉靖三十五年八月十一日(1556年)

屋喜内間切の名柄掟職補任辞令書

   ・やけいうちまきり ・なから ・おきて ・なおん

⑦隆慶二年八月廿四日(1568年)

  笠利間切の笠利首里大屋子職補任辞令書

   ・(かさりまきり) ・かさり ・しより大やこ
   ・きせ ・大やこ

⑧隆慶二年八月廿四日(1568年)

  瀬戸内東間切の首里大屋子職補任辞令書

   ・せんとうち ・ひかまきり ・しよりの大やこ
   ・きせの大やこ 

⑨隆慶三年正月五日(1569年)

  鬼界の東間切の阿田のろ職補任辞令書

   ・ききやのひかまきり ・あてん ・のろ 

➉隆慶五年(1571年)

  瀬戸内間切の阿木名目差職補任辞令書

   ・せとうち ・ひかまきり ・あきにや ・めさし
   ・なから ・おきて 

⑪隆慶六年正月十八日(1572年)

  屋喜内間切の屋嘉内大屋子職補任辞令書

   ・やけうちまきり ・やけうちの大やこ

   ・やまとはま ・めさし 

 

⑫隆慶五年六月十一日(1571年)

  瀬戸内間切の阿木名目差職任辞令書

   ・せとうちひかまかいり ・あきにや ・めさし
   ・なかから ・おきて

⑬隆慶六年正月十八日(1572年)

  屋喜内間切の先原目差職補任辞令

   ・やけうちまきり ・さきはる ・めさし
   ・せん(うち)まきり? ・ひか ・あくにや 
   ・めさし 

⑭萬暦二年五月二十八日(1574年)

  瀬戸内西間切の須古茂のねたちへの知行安堵辞令書

   ・せんとうち ・にしまきり ・すこむ 
   ・みとりはる ・かうちはる ・まへたはる 
   ・やもまはる ・大ミなとはる ・ミのうらはる
   ・せさおうはる ・あもろ ・あもろはる 

⑮萬暦二五月二十八日(1574年)

  瀬戸内西間切の古志のさかいへの知行安堵辞令書

  ・せんとうち ・にしまきり ・こし
  ・こいちはる ・ふみしはる ・くたとん?
  ・おはしまはる 

⑯萬暦二年五月二十八日(1574年)

  (不明□□)知行安堵辞令書(欠あり)

  ・せんとうち ・にしまきり ・こし ・こいちはる
  ・またはる ・さきはる 

⑰萬暦七年五月五日(1577年)

  屋喜内間切の部錬大屋子職補任辞令書

   ・やけうちまきり ・へれん ・やけうち大やこ 

⑱萬暦七年十月一日(1579年)

  名瀬間切の首里大屋子職補任辞令書

   ・なせまきり ・しより大やこ ・はゑのこほり
   ・ひかのしよりの大やこ 

⑲萬暦十一年正月廿七日(1599年)

屋喜内間切の名柄のろ職補任辞令書

 ・やけうちまきり ・なから ・のろ 

⑳萬暦十五年十月四日(1587年)

  名瀬間切の大熊のろ職補任辞令書

   ・なせまきり ・たいくま ・のろ

㉑萬暦十六年五月十六(二十七)日(1588年)

  瀬戸内東間切の首里大屋子職補任辞令書

   ・せんとうち ・ひかまきり ・しよりの大やこ
   ・うすく ・大やこ 

㉒萬暦二十三年九月廿二日(1595年)

  ・せんとうち ・にしまきり ・にしのおきて
  ・いんほし? ・大さち 

㉓萬暦二十八年正月廿四日(1600年)

  徳の西銘間切の手々のろ職補任辞令書

   ・とくの ・にしめまきり ・てヽ ・のろ 

㉔萬暦三十年九月十日(1602年)

  瀬戸内西間切の古志のろ職補任辞令書

   ・せんとうちにしまきり ・こし ・のろ 

㉕萬暦三十一年十月十七日(1603年)

  喜界島荒木間切某目差辞令書

   ・きゝや ・あらきまきり ・めさし
   ・てくつく ・おきて 

㉖萬暦三十四年十一月廿八日(1606年) 

  喜界島荒木間切手久津大屋子辞令書

   ・きゝや  ・あらきまきり ・てくつく ・大やこ
   ・あらきのめさし 

㉗萬暦三十五年閏六月六日(1607年)

  名瀬間切の朝戸掟職補任辞令書

   ・なせまきり ・あさと ・おきて ・てこく 

㉘萬暦三十七年二月十一日(1609年)

  名瀬間切の西の里主職補任辞令書く

   ・なせまきり ・にし ・さとぬし ・あさと
   ・おきて