本部町浜元 トップへ
本部町浜元。公民館の周辺は落ち着いた集落景観をなしています。周辺にはいくつか拝所があり、またカー(湧泉)もあります。旧公民館と隣の石垣がいいです。アサギミャーにはガジマルや大きなレイゴの木があります。気持ちのいい集落です。今回はアサギミャーでノドを潤しながらの報告会。
浜元(はまもと)の概況(がいきょう)
・浜元はハマムトゥと呼ばれ本部町の字である。
・字名は集落が海に面していることに由来する。
・浜元は本部高校近くの具志川ウタキ(グシチャーウガン)付近にあった。
・1700年代に具志川村の一部が移動して浜元村をつくる(一部は渡久地村へ)。
・神行事を行う神人は具志川ノロである。
・旧暦5月と9月にウフウガンがあり、ウタキまで行ってウガンをする。
・浜元の集落はアガリンバーリとニシンバーリに分かれる。
・具志川ノロの男方は間切役人をつとめ唐旅をして「土帝君」をもってきて祭っている。
・具志川ノロはニシンロウヤから出ていたことがある。今は辺名地の仲村家(カラマヤー)から出ている。
ノロ辞令書が残っている。
・今帰仁間切と本部間切の番所(役場)をつなぐスクミチが通る。
・泊原に集落があり、そこはハルヤーと呼ばれ旧士族の人たちが住んでいる。
・旧6月25日の夜に毎年綱引きが南(ペー)と北(ニシ)に分かれて行われる。
・むかしはミージナ(メス綱)とヲゥージナ(オス綱)があったが、今では一本綱。
・海岸にリュウグウの神を祭ってある祠がある。
浜 元(はまもと:本部町)(2008年10月11日)
・浜元の土帝君(トゥーティンク)
・アサギガー
・お宮(ウルン)
・浜元の神アサギ
・故地への遥拝(ヨウハイ)所(移動創設村)
・アガリガー
・ウガン(ウイヌウタキ・ナカヌウタキ)
・アサギミャーの大木

▲浜元の神アサギ
▲浜元のウガーミ

▲お宮(ウルン)
▲故地への遥拝所(ヨウハイ)

▲土帝君三人像の一人 ▲ビンシー(瓶子) ▲土帝君が祭ってある祠

▲まずは、企画展から ▲浜元とは?1700年代の創設(移動)村

▲土帝君の祠の前で説明 ▲お宮(ウルン)の前

▲今回は浜元の公民館前(アサギミャー)で全員の報告をきく!