国頭村伊地                 トップへ    



【国頭村伊地】(2005年12月24日)

 伊地は辺土名ノロの管轄村である。ウンジャミのとき、伊地からスタートする。伊地川が流れ、ヒンバムーの傍を流れるラベラガー(ウンカー)と合流する。伊地川沿いは沖積地をなし、かつての水田地帯である。

 神アサギあたりは大部様相が変わってしまったようである。現在ある鳥居のすぐ後方にお宮と神アサギがあったようだが、鳥居の後方は広場となり、ヒンバムイの麓のあがったところにお宮と神アサギがつくられている。神アサギの向かって左側に舞台があり、さらに左側の川(ウンカー)沿いにカーと祠(イベ?)がある。

 伊地川の河口は水量が少ないせいか、海からの砂が打ち上げられ砂丘をなしている。河口は砂山でふさがれた状態である。国頭村の西側の字(アザ)は、直接冬の荒波をかぶるので、水量の少ない河口は、ほとんどがふさがっている。



  ▲後方の山がヒンバムイ(ウタキ)        ▲神アサギとお宮(右)


  ▲ヒンバムイの左側にあるカー      ▲ウガンガー沿いにある祠


  ▲ウガンガーと伊地川の合流地点         ▲伊地川の河口の様子