宜野座村
トップへ
・宜野座
・惣慶
【宜野座村宜野座】
(2007年2月5日)
宜野座村宜野座は金武間切の村の一つである。『琉球国由来記』(1713年)にヨリフサノ嶽がでてくる。神名はコバヅカサワライヂヤウノ御イベとある。宜野座の神アサギ周辺にヌンドゥンチ、ニーヤー、シシ殿内などがあり、それらの森全体がウガンや大川グスクとも言われている。また、一帯はフルジマと呼ばれ、ウタキ・神アサギ・ウブガーなど、ウタキを背にした集落形態を残している。宜野座ノロの管轄である。ウタキ(グスク)の内部や近くに旧家や神アサギが位置する村の事例である。
▲宜野座のウガン(別名大川グスク) ▲宜野座の神アサギ
【宜野座村惣慶】
(2007年2月5日)
屋嘉も金武間切の村の一つである。ウタキはアガミと呼ばれ、『琉球国由来記』(1713年)の惣慶村にマチョウガマノ嶽とあり、神名はアラハタヨリフサノ御イベである。そこは漢那ノロの管轄である。アガミは戦時中に神社風のお宮にしたという。
惣慶の集落はオガミ山(御嶽)を後方にして、なだらかな低地へと発達している。アガミ山の近くに旧家がある。惣慶も御嶽を背に発達した集落である。
▲惣慶のアガミ山(御嶽)神社風の建物 ▲惣慶の神アサギ
▲右側の建物後方にアガミ山(御嶽) ▲惣慶の旧家の一つ仙間屋